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anti-reverse cap analog

m7G側リボースの3′OHをメチル化することでmRNAに対して望ましい向きと逆向きにつくことを防げる構造になっているキャップアナログ.ARCA開発以前は,転写とキャッピングを一段階の反応で行う場合,1/3~1/2のmRNAではキャップが逆向きについてしまい,そうしたmRNAは効率的に翻訳されないという問題があった.(実験医学増刊3917より)

核酸医薬 本領を発揮する創薬モダリティ

新たな作用機序を生む核酸のサイエンスから、新薬・ワクチン承認をもたらした核酸修飾・DDS技術、難治性疾患治療への挑戦まで

横田隆徳/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです